部分放電測定装置

部分放電試験は、絶縁体中の微弱な放電を検出する試験で、潜在的な不良を見つけることが出来ます。
本製品は、1969年に大日日本電線(現・三菱電線工業)より販売を開始し、2016年にフジクラ・ダイヤケーブルに引き継がれました。長年の実績を有するパイオニアメーカーとして改善を重ねた測定器は、その取扱いが簡易であることが最大の特長です。
また、お客様の測定環境に最適なシステムの設計も可能です。
さらに、ノイズ抑制など現場での測定サポートも行っています。

部分放電(コロナ放電)のメカニズムと測定のメリット

測定用途

  • パワーモジュール(自動車用、鉄道車輛用)
  • 変圧器(トランス)
  • コンデンサ(絶縁物・絶縁体全般)
  • モーター
  • 絶縁基板
  • フォトカプラ
  • フィルタリアクトル
  • インバータ製品 など

最近は各種規格(JEC-2407:2017. 絶縁形パワー半導体モジュール、JIS.E 5007:2019. 鉄道車両−変圧器及びリアクトル等)に部分放電試験が規格化されています。

装置

本体

「B010」紹介映像

部分放電測定オプション機器

部分放電試験用サンプルボックス

部分放電測定システム機器

次の要求にお応えします

初めて部分放電測定装置を導入したい。
当社のエンジニアがきめ細かに仕様説明させていただき,その上で最適なシステム構成を提案させていただきます。
部分放電測定の省力化を進めたい。
パーソナルコンピュータによる自動測定装置の導入をお手伝いいたします。
部分放電測定とその他の測定の組み合わせを総合的に自動化したい。
部分放電測定と他の絶縁測定項目を組み合わせ,システム全体の絶縁試験を省力化するための総合的な設計をいたします。
部分放電測定時の雑音を除去したい。
部分放電測定は雑音対策が適切でなければ満足のいく測定は出来ません。
雑音制御のお手伝いをいたします。
自社の製品に合わせた特定の部分放電測定装置がほしい。
要求に合わせた特定の測定装置の設計も可能です。