形式: LISSA-1500
高圧ケーブル線路のシース絶縁抵抗の測定と、シールドの断線を活線状態で検出できる装置です。自動測定によりトレンド監視が可能で、点検工数の省力化に寄与します。
特長
- 6600V受電の需要家にも適用可能
- E-TやE-Eタイプの新しいケーブルの診断とトレンド管理を開始するのに有効
- LILIA-150T(別売)を一緒に導入することでシース不良点を活線で探知可能
- 環境ノイズの影響を受け難い
- コントローラーで設定しておけば無人で定期的に測定可能
※自動定時測定機能により、設定された時刻に全線路の自動測定を繰り返し、データ管理を行うことができます。
仕様
形式: LISSA-1500 |
| 活線シース絶縁抵抗測定機能 | 活線遮へい層抵抗測定機能 |
測定範囲 | 0.1kΩ~99.9MΩ | 0.1Ω~9.99kΩ |
測定電圧 | DC 48V | DC 12V |
測定分解能 | 0.1kΩ | 0.1Ω |
測定確度 | ±2% of rdg±3dig. | ±2% of rdg±3dig. (ループ抵抗測定時, 1Ω以上) |
入力切替方式 | オーバーラップリレーによる切替方式 |
回線数 | 30回線 (増設盤の接続で最大99回線) |
電源 | AC 100V |
寸法 | 800W×1950H×400D(mm) ※突起部含まず |
質量 | 約200kg |
構成例
各相の遮へい層に商用電圧接地用コンデンサを接続し,直流電圧を印加してケーブルシースの絶縁抵抗と遮へい層抵抗を測定します。
※本装置の測定対象ケーブルは,3.3kV・6.6kV VTケーブルおよび単心CVケーブルです。3心CVケーブルでは、遮へい層抵抗の測定はできません。