形式:LISSA-100
高圧ケーブル線路のシース絶縁抵抗の測定と,シールドの断線を活線状態で検出できる装置です。本装置1台で両方検出可能です。
シースの絶縁抵抗測定とシールドの断線検出を併用することでほとんどの劣化ケーブルが検出できます。
本測定器で診断する事により,停止診断する対象ケーブルの選別ができ,停止時間の削減や点検業務の省力化が図れます。
特長
- 本装置でシース絶縁抵抗・遮へい層抵抗の両方が活線で測定可能
- PCに接続し測定データの保存・管理ができます
- AC100V電源不要で測定できます(バッテリー動作)
- 誘導電圧がある場合でも抵抗測定ができます
測定原理
各相の遮へい層に商用電圧接地用コンデンサを接続し,直流電圧を印加してケーブルシースの絶縁抵抗と遮へい層抵抗を測定します。
遮へい層抵抗は内部で各相の抵抗値へ自動計算されます。
※集中端子盤 をご利用いただきますと更に便利です。
性能
形式: LISSA-100 |
| 活線シース絶縁抵抗測定機能 | 活線遮へい層抵抗測定機能 |
測定範囲 | 0.1kΩ~99.9MΩ | 1Ω~9.99kΩ |
測定電圧 | DC 48V | DC 12V |
測定分解能 | 0.1kΩ | 1Ω |
測定確度 | ±2% of rdg±3dig. | ±2% of rdg±3dig. |
電源 | ニッケル水素充電池 4本 |
寸法 | 424W×173H×340D(mm) |
質量 | 約4.6kg |