見えていないだけで、ケーブルは劣化しています
高圧ケーブルにも耐用年数があります!
つまり
2005年以前にできた
プラントや工場は、
要注意
「水トリー劣化」とシュリンクバック*や腐食等による「遮へい層破断」です
*シュリンクバック現象とは
ケーブル製造時のシース押し出し工程で残留応力(収縮しようとする歪み)が残り、ケーブル布設後に応力が解放されることでシースが収縮する現象です。シュリンクバックにより端末部や中間接続部の遮へい層銅テープが破断することが有ります。
急な停電が発生!!
火災が発生!!
ご要望に応じたソリューションをご用意しております
STEP.01
工場の安定稼働には、水トリー劣化やシュリンクバックといった高圧ケーブルの不良をいち早く検出することが大切です。劣化現象を早期に的確に捉えることで、突発的な停電やケーブル火災等の事故を未然に防止することができます。
弊社・フジクラ・ダイヤケーブルは、主絶縁抵抗、シース絶縁抵抗、遮へい層抵抗の測定など、活線状態で計測できる装置を各種取り揃えております。
>> 活線絶縁診断装置について
STEP.02
「STEP.01」で、不良を検出した次は、不良箇所の特定が必要です。工場の操業を安心して続けるためにも、不良箇所をいち早く部分補修したいところです。
フジクラ・ダイヤケーブルは、高圧ケーブルの不良箇所の特定においても、活線状態での探査をサポート。トヨタ自動車株式会社との共同開発品であるLILIA-150Tを含む、各種装置を揃えています。
また、万一の事故の場合にも地絡箇所を瞬時に見つけることができる事故点測定器も用意しています。早期に復旧し停電による損害を最小限に抑えることができ、太陽光・風力用ケーブルやプラントの保全管理に最適です。
高圧ケーブルの劣化診断として活線診断可能な装置を紹介してきましたが、とはいえ、通常の操業の中で社内で体制を整え、高圧ケーブルの管理を適切に行うには、一定のハードルがあるというお声をいただくことがあります。そういったお客様の課題にお応えするクラウド型のサービスも提供しております。
診断装置で高圧ケーブルを常時絶縁監視し、自動測定したデータをクラウド上で管理。それを弊社・フジクラ・ダイヤケーブルのエキスパート技術者が、ケーブル状態を適切に判断し、お客様に報告します。保全作業の省力化の一助となり、安心安全をご提供致します。